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酵素活性ロボ

概要
消化力測定は、温度コントロール、反応時間において正確性が要求されるなど熟練が要求され、現在多くの時間と労力を費やしています。この装置は、酵素反応時の温度制御・時間管理の正確性に開発の重点を置き、日本薬局方の消化力測定法に基づく検査測定作業を自動的に行います。
検査結果は、GMP(厚生省が許認可している薬品の製造に関わる品質上の保証)に適合しています。

試験項目

3種の消化力試験(3項目同時測定は不可:モードの切換で対応)
試験方法は局方に準ずる

モード1)でんぷん糖化力試験 a.酵素反応 b.ブランク反応
モード2)たんぱく質消化力試験 a.酵素反応 b.ブランク反応 c.検量線作成
モード3)脂肪消化力試験 a.酵素反応 b.ブランク反応



装置構成 自動化作業内容
(1)サンプル部: 検体を保管し、ここからサンプリングを行う
冷却機能付き(電子冷却方式)
最大48検体保管
(2)反応部1: 検液を37℃で一定時間酵素反応させる
37℃ 温度コントロールは、湯浴方式で行う
各検液において37℃±0.5℃を達成するように設計
攪拌は列ごとの制御でスターラー攪拌
100℃/水冷 温度の切り替えは、湯水の入れ替えで迅速に行う
(3)反応部2: たんぱく質消化力試験で、ろ過所として使用
温度コントロール、攪拌はなし
(4)反応部3: たんぱく質消化力試験で、ろ過処理後のろ液について
37℃ 37℃で反応させる
温度コントロールは、湯浴方式で行う
各検液において37℃±0.5℃を達成するように設計
攪拌は列ごとの制御でスターラー攪拌
水冷 温度の切り替えは、湯水の入れ替えで迅速に行う
(5)分注部: 分注は以下の3種
分注操作は4検体ずつ並行して同時に行う
1.サンプリング・・・検体ごとディスポチップ1mL使用し、検体容器から反応容器にサンプリングする
ろ液分注・・・ろ液2mLをディスポチップで分注
(モード2のみ)
2.基質・試薬の分注・・・セラミックポンプを使用し所定量を反応容器に分注する
3.全量ろ過・・・検液全量を自然ろ過するためろ過所に分注
(モード2のみ)
(6) コントロール部:
測定モード・タイムテーブル等の設定、及びサンプル名の入力を行う
(7) 反応容器:
反応容器には、攪拌・検出を共通容器で行うために、50mL遠沈管と同サイズの容器を使用
本装置本体の制御は、反応容器への基質の分注から検出操作の前までとする。
検出装置である自動滴定装置及び吸光光度計は、本体とは別制御で、酵素反応後のサンプルをラックごと人手によりセットし起動する。

ただし、以下の内容は測定者が行うものとする。

基質を調整し分注ボトルに入れる
サンプルをサンプルラックに、各試薬を分注ボトルに入れる
ラックに反応容器をセットし、必要に応じて中に攪拌子を入れる
たんぱく質消化力試験のみ、ろ液を受ける容器をラックにセットし上にろ過所をセットする
酵素反応後のサンプルをラックごと検出装置にセットする

処理方法・処理能力
1) 処理の流れ:
バッチ方式による逐次制御
1バッチ48検体
分注処理は6検体ずつ並行して同時に行う
2) 処理能力:
基質の分注開始から検出操作の前までに要する概算時間
a.でんぷん糖化力試験 約80分/48検体
b.たんぱく質消化力試験 約130分/48検体
c.脂肪消化力試験  約60分/48検体

脂肪消化力試験 酵素反応
でんぷん糖化力試験 酵素反応
たんぱく質消化力試験 酵素反応
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