ペンレコーダの描くクロマト。本来このクロマトから非常に多くの示唆に富んだ情報を引き出していたはずです。
(1)ベースラインから、ポンプの脈動、検出器のノイズ、ドリフトなど溶媒、ポンプ、カラム、検出器などの系の状態が正常か否か確認できます。
(2)見落としがちな微小ピークの有無、微小なショルダーなども大切です。
(3)ピークの形状、分離状態でカラムの状態が確認できます。これらの微妙な変化はペンレコーダだから描けるのです。
最近のクロマトデータ処理装置はメーカー主導(文字主体のドットプリンタをムリに使用しなければならないのかも知れませんが)により、クロマト加工技術などのテクニックばかりがもてはやされ、クロマトを忠実に描くことがなおざりにされているのではないでしょうか。
SICのクロマトコーダ21はペンレコーダのよさをそのまま継承しつつ、優れた積分機能、レポート作成機能を合わせ持っています。 |